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正の字ノート

 

英単語や漢字の読み書き 
歴史の年表など
いわゆる「暗記物」は

 

知っていないと  どうにもなりませんね
考えて答えが出てくるものではないですね

 

内容は主に
「名詞」「内容」「出来事」ですね

 

 

数学の「公式」は? というと…

 

どれにもあたらないですね

 

数学の「公式」は
「考えれば導き出せる」し
「知っていなくても答えは求められる」し

 

では、「公式」の存在意義は?

 

「問題を解くための道具」
ではありませんね!

 

「問題を早く、ミスを少なく解くための道具」ですね!

 

最たる例は
「九九」でしょうか

 

「はっぱ64」→0.5秒ですね

 

「8×8 = 8が8個 = 8+8+8+8+8+8+8+8 = 64」10秒ですね!

 

親子数学では「公式」を
「必要な道具」ではなく
「便利な道具」として「憶えていきます」
いえ
「すぐに思い出せるようにします」
そう
「身体の一部にします」

 

 

 

 

ここでは、お父ちゃんも含め
「暗記」が苦手な人を対象にお話しますね

 

「憶えている」と「思い出せる」は似ているようで違いますね

 

「憶えている」 = 「忘れていない」・・・ではないですよね

 

知人の名前なんて普段は忘れていますね

 

歩きながら、頭の中で
「担任は鈴木先生、担任は鈴木先生、担任は鈴木先生…」
ご飯を食べながら
「所長は加藤所長、加藤所長、加藤所長…」

 

そんなことはありませんね
普段は完全に記憶の外ですね
会った時に、正確には「必要なとき」に
瞬時に「思い出す(引き出す)」のですね

 

この「瞬時」にが「20秒」かかると
「忘れている」 = 「憶えていない」と 
思いがちですが

 

「憶えています!」
「思い出す」のに時間がかかっただけです

 

「就寝前に思い出した」「憶えています!」
「思い出す」のにすごく時間がかかっただけです

 

「結局出てこなかった」「憶えています!」
「思い出し切れなかった」だけです

 

「えっ!初対面なはずですけど?」
「忘れています」

 

 

 

では「瞬時」に「思い出す」ようにする方法は・・・

 

繰り返し思い出す』ですね!

 

運動関係なら
繰り返し行う』ですね!

 

脳細胞も筋肉細胞も人間の細胞です
成長方法は同じですね!

 

 

そして、
「思い出す」ために必要な大前提は…

 

忘れる』ことですね!!

 

ずーと憶えていたのでは(頭の片隅にずっとあるのでは)、
「思い出し作業」ができませんものね

 

英単語などを憶えるときも
「忘れるのはもったいない」と
思ってはいけないということですね

 

「次は早く忘れなきゃ!(思い出し練習ができない)」ですね!

 

「忘れる」ために1番よいのは
軽い運動や睡眠がもってこいなのですが
他のことを片づけてから寝ましょうね!

 

脳の「思い出せ」指令

 

・指令1秒以内思い出し(血に溶けている、身についている、知っている、)

 

・指令 →→1分 思い出し(忘れてはいません、時間がかかっただけです)

 

・指令→→→1時間後ふと思い出し(忘れてはいません、時間がかかりすぎただけです)

 

・指令→→→→思い出せなかった!(忘れてはいません、重い出し切れなかっただけです)

 

・脳「初対面なはず?」→これが「忘れている」ですね

 

 

新学期の新しいクラスメイトの名前、
新しい職場などの先輩方の名前も
1年後には顔を見ただけで瞬時に名前が出てきますね
そこにはもう「指令」すらないですね
この顔=○○さん

 

 

ただし!
「初思い出し」に日にちをあけてはいけません!

 

日にちをあけると「思い出し作業」に
プラス「憶えたものどこ行った探し作業」が増えます
コストパフォーマンスが悪くなります!

 

当日の「思い出し作業」は 
マイナス面の方が多いので、しません!
次の日です!
正確には10日間は
毎日1回「思い出し作業」が必要です
それ以降は2週間後、1か月間後と
忘れている期間を徐々に長くしても大丈夫です

 

いつか「もうわかった!もう絶対忘れない!もう飽きた!」という
レベルになりますが、
それでも続けてくださいね!

 

(「もう飽きた」とは、「毎日1回九九を暗唱しなさい」
→「ええ~、分かり切ってるし~もう飽きた~時間の無駄なんじゃないの~」という感覚です

 

 

 

正の字ノートには
さらによい効果があります

 

「さっ、次は問題集解こう」 
というルーティーンになりやすいのです!
脳が やる気物質(ドーパミン)を分泌しだす時間は
「ある作業を開始してから15分かかる」のです、
この15分が、およそ正の字のノートと一致するのです
(お手軽に(正の字を)始めたのに、
あの億劫おっくうな問題集を開く瞬間が、億劫でなくなるのです!)
(掃除なども15分経過時のやる気と、始める前のやる気は別物といってもよいですね)

 

 

 

 

記憶作業→忘れ作業→思い出し作業→忘れ作業→思い出し作業・・・

 

結局、「記憶」「記憶物」に必要なものは
優れた暗記能力ではありません
上の作業(日々積み重ねた「思い出し作業」、
すなわち
日数』ということになりますね!

 

『日数』をかけて作った記憶は
「テスト前に一夜漬けで憶えた付け焼き刃」とは
全く別物です!
自分の身体の一部のはずです!
(本番入試は一夜漬け型暗記ではまったく太刀打ちできません!)

 

⇒ 記憶に必要なものは「日数
 (インパクトのあるもの(衝撃をうけたもの)は一発で記憶になりますが)

 

 

 

【 正の字ノート 】

 

下は 親子数学で作った実際の正の字ノートです

 

正の字ノート実物

 

・当時は一生懸命作ったものですが
今見ると 完成度・・・低いですね

 

・数学は 40ページほどでした

 

・1ページあたり平均10個くらいですね
英単語等も10個くらいがよいですね

 

 

〈 使い方 〉

 

・本当の初日はサービスではありませんが 
1ページのみになります
初のページはまず一読します
(最初から隠しても時間がかかるだけですから)
二読でも三読でもかまいません

 

「では!」と隠します
順に憶えているか上から確認していきます
憶えていなかったら最初からです

 

下まで行けたら それでOKです
適当な場所に 正の字を1本引いて終了です(合計1本)
初ページは辛いです 
まさに「記憶作業」です

 

「本当に憶えているのか?」と
もう1回しないで下さいね

 

次にする作業は…「忘れること!」ですから!

 

(もう一回すると・・・
「やっぱり憶えていない・・・もう1回・・・」
→ 記憶作業は大変 → 苦手 
という悪循環になりますから!
憶えているのか確認作業は 時間の無駄ですね)

 

1日1日はサラッと終わるのがよいのです
→ こんなのでいいのか? → 10日後「あれ?思い出せる」
→ 記憶作業…苦手でないかも!(好循環)

 

 

 

・2日目はまず初日分の「思い出し作業」ですね
正の字1本目以降はいきなり隠します

 

何回上に戻らされてもかまいません
下まで行けたら
正の字2本目を付けます

 

そして次のページです(初のページ)
初日と同様な作業(一読も、二読も可)で下まで行けたら
正の字1本ですね (本日合計2本)

 

・3日目は 本日合計3本
  ・
  ・
 5日目は 本日合計5本
  ・
  ・
 10日目は本日合計10本となりますね
 (初日ページが10本に!
  2日目ページは9本になっているはずですね)

 

・10本付いたページは当分放置です
 (深く忘れるため、そして次回深く思い出すためですね)

 

・というわけで
 11日目は、2日目ページ(9本ページ)から となりますね
 2日目ページも10本になりましたね、当分放置です

 

 (11日目以降は毎日10本ということですね)

 

・40ページの正の字ノートなら 
 40日目に最後のページに1本目がつくということですね

 

・41日目は合計9本ではありません
 初日ページに 
 このとき戻ります
 (1日10本です、初日ページは11本目が付きましたね)

 

・42日目は後の8本+初日ページを飛ばして
 2日目ページと3日目ページです
 (2周目以降は平らに、11本ページを作るということですね)

 

・50日目最後のページも10本つきましたね
 (11本目達も追いついてきていますね)

 

・50日目以降は毎日平らに10本つけると4日で1周してしまいます
 自分の思い出し具合をみながら調整してくださいね

 

 12周目は8本/日
 15週目以降は4本/日 など

 

 『瞬時に思い出せる』ようにすることが目的です

 

 飽きたと感じても やめずに4本/日はつけて下さいね

 

 

・ページの左側を隠したり、
 下からする必要はありません
 「身についた」ら、逆もおのずと出てきます
 ただし「瞬時」ではなく
 「2秒」くらいかかると思いますが十分ですね

 

 逆も「瞬時」がいいものは
 左にのせておけばよいだけですね

 

 

・大きさは お手軽感を出すために
 なるべく小さくしました
 横10Cm、たて12Cm位でしょうか

 

 古いプリンターでしたので
 名刺サイズ1枚から印刷できたのですが
 最近のプリンターでは
 少し大きめのものとなってしまいますね
(最新のプリンターはまた背面給紙が
 復活してきましたので、名刺サイズ1枚から
 印刷できますね)

 

excel 問題集に 作り直した原稿を
載せたいと考えています

 

いつか製本版をつくるのも1つの目標です

 

 

 

 

・ちなみに、中学で憶える英単語は2000!
1ページ12単語の正の字ノートなら
2000÷12 = 166ページですね
1周目は166日(5か月2週間)かかります

 

1か月を過ぎたあたりから
週に1回いつもの正の字を休んで
初日ページから平らに10本(11本目)をつけるなどの工夫が必要ですね
(10日連続したところも、30日以上開けてはよくないです)

 

平らな2周目は166ページ÷10本=16.6
およそ2週間強で1周できますね!

 

 

 

忘却曲線

 

「1日で半分は忘れる」 
と読んでもよいし
「思い出すために使うパワーが
回を追うごとに少なくて済む」 
と読んでもかまいません

 

10日間連続していますので
あてはまりませんが
1回目の復習(思い出し作業)を怠たった時の
青点線の下がり具合は恐怖ですね!

 

 

・理科は単語のように数えることはできませんが
160ページになりました
数学(40P)が どれだけ憶えることが
少ないかがわかりますね! 

 

 

最後に、
「正の字ノート」はあくまで1例です
皆さまに最適な方法が、手段が、見つかって
親子勉強で早く成果がでることをお祈りしています 

 

 

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2017/12/5 23:12  
 
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