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「速さ」が先か、「正確さ」が先か

 

「速さ」が先か、「正確さ」が先か

 

「卵が先か、鶏が先か」という
どこかで聞いたフレーズの お話ではではなく、
明確に答えの出ている お話となります

 

物事を『習得』するための
日々の練習において、
まずは「速さ」に重点を置いて
練習する方がよいのか、

 

それとも
「正確さ」に重点を置いて
練習する方がよいのか、

 

どちらが『習得』という
ゴールに早く近づけるのでしょうか?

 

 

 

「速さ」は
「不正確」「雑」につながりやすく

 

「正確さ」は
「遅い」につながりやすいものですね

 

 

2つはどちらかというと…

 

相反する関係」ですね

 

 

この2つを「言葉」で「レベル順」にならべてみると

 

L1「早いけど、1問しかあっていない」
 「正確だけど、1問しかできていない」

 

L2「早い割には、半分あっている」
 「正確な割には、半分こなしている」

 

L3「早いのに、9割あっている」
 「正確なのに、9割こなしている」

 

L4「早い!そのうえ全部あっている」
 「正確!そのうえ全部こなしている」

 

 

どちらかというと
「正確さ」の方に
軍配が上がりますね

 

理由は簡単です
「速さ」は『事故』を起こしていますね!

 

試験でいえば「間違い」、
運転仕事でいえば「事故」、
道具を使う仕事でいえば「怪我」、

 

さらに、「見積もり」ができていませんね、
L1では もしかしたら
「早いけど、1問もあっていない」に
なっていたかもしれません

 

そして
「事故」が続くと
勉強においても仕事においても
よくないですね

 

「解いても解いても間違える」は
「やる気」を減退させますね。
仕事はもっと責任重大です

 

事故が続けば仕事はなくなっていきますし、
怪我が続けばそもそも仕事ができませんので

 

 

この点「正確さ」は
上の例で「1問のみ」「半分」「9割」「全部」という結果が
「速さ」の結果と同じに見えますが
全く別物です
自分で見積もれているのです

 

「半分あっているかも」ではなく
「半分しかできなかった」、
「9割あっているかも」ではなく
「9割できた」ですね

 

 

そして、
「速さ」と「正確さ」の最も大きな違いは…

 

他のことを考える余裕が生まれるか生まれにくいか

ですね
「正確さ」を優先する人は
次に「どうすれば早くなるか」を
自然の流れとして「考え」ますが、

 

「速さ」を優先する人は
今の自分の実力以上のことをしている、
またはしようとしている状態なので
「他のことを考える余裕」が
生まれにくいのです。
他のことには 当然「正確さ」も
含まれているはずです。

 

 

もちろん、
入試においては
「半分あっているかも」も
「半分できた」も ダメですね。
さすがに合格しないとダメなのですから

 

 

物事を習得するための
「バランス」と「レベル」で
最もよいと考えられるのは・・・

 

正確さと速さの理想的なバランスのグラフ

 

 

常に「正確さ」を優先・重点に、
「速さ」が「正確さ」より重くならないように
レベルUPしていくことだと思います!!

 

 

そして「合格」は「習得」より下の
レベル8 あたりにあるべきなのでしょうね
それが 
合格「する」ではなく、
合格を「確認する」ということ!
(受かるために  試験を受けるのではなく、
合格を確認するために  試験を受ける)
と、 孫子が言っていました!

 

お父ちゃんはそんな偉そうなことを
言える人では全くないので
責任逃れのような言い方をしてみました・・・(笑)

 

 

「失敗」はいくらでもしたほうがよいのですが、
「取り返しのつかない事故」は
できる限り避けたいですものね!!

 

 

 

 

ちなみに
「卵が先か、鶏が先か」は
「ジレンマ」を表現する言い回しですね

 

「ジレンマ」とは
「板挟み状態」のことですね

 

「板挟み状態」とは
「どちらを選んでも苦しい」ということですね

 

 

原始地球には
「卵」が最初にあったのか
「鶏」が最初にいたのか・・・

 

卵が先とすれば、卵を産んだのは?
鶏が先とすれば、鶏は何から生まれたの?

 

 

昔からある例えなら
・「前に進めば虎、
後ろに退けば狼」
…いずれにしても困った結果になる

 

日常生活なら
・自分の方法で仕事をすると人事評価が下がり、
会社の方法で仕事をすると不満がたまる

 

日常生活にはたくさんありますね、
「育児と仕事」「仕事と自由」・・・等々

 

政治なら
「経済成長が先か、分配が先か」
…お金(経済)が回り出すにはどちらが先か ですね

 

企業なら
「顧客優先か新規客獲得が優先か」
「既存技術の磨き上げ優先か、革新技術開発優先か」

 

 

 

生物界では現在
科学的に「鶏が先」と
証明されたみたいですが、
次は「卵が先」学派が
逆を証明するのでしょうね

 

 

 

(この点
「マインド」を「卵」
「行動」を「鶏」とする例もあるようですが
中学勉強においては
それは「ジレンマ」ではなかったですね!

 

なぜなら
中学の段階ではマインドを作るというより
最初のマインドを掴む、考える、
という「入り口」あたりなのですから

 

そして、最初に掴みたいマインドが…
自発的やる気」でしたね!
→「行動(勉強)」しないと
→「自発的やる気」は手に入らない
→「行動」が先ですね!)

 

 

 

 

いずれにしても
「二者択一」の場面のようですが・・・

 

中学生の皆様は
「苦しい二者択一」に追い込まれるまでに
時間がありますね!

 

「苦しい二者択一」に追い込まれる・・・
それはそれまでの
・・・自分の責任となります

 

対策の時間は前であればあるほどよいですね!!

 

 

 

もし、
そのような状態になってしまった場合でも
第三、第四の道ってそんなにも
ないものなのかなぁ・・・

 

 

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2017/12/5 23:12  
 
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